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エンベロープウイルスと精油

執筆者の写真: isensy spaisensy spa

更新日:2020年3月30日

新型コロナウイルス感染が拡大している中、ウイルス感染について自分なりに調べたり、精油がなぜ抗ウイルスに役立つのかなども調べてみました。

書籍・文献・医療機関などの発表内容などを拝見し、以下まとめてみたいと思います。


新型コロナウイルスの特徴として

○上気道炎や肺炎など呼吸器症状を起こす 

○RNAウイルスであるがインフルエンザとは異なる変異・組み替え様式を持つ

○主成分は脂質のエンベロープを有する

○感染は飛沫感染と接触感染により起こる


精油の香りを嗅ぐと精油の分子が鼻から取り込まれ、嗅上皮で捉えられ脳に直接伝達されます。アロマセラピーでは最初に学ぶ嗅覚と脳の仕組みです。

その香りの伝達からホルモンや神経などに影響を与えて様々な生理反応が起きるのです。


では今回の新型コロナウイルスの感染について精油をどのように活用していくべきかを今いちど考えてみました。


ポイントは、このコロナウイルスがエンベロープウイルスであり、このエンベロープを壊すことができれば、ウイルスの活性を抑えられます。

エンベロープとはウイルスを覆っている膜で主成分は脂質です。

脂質のため脂を溶かすアルコールや石鹸が効きます。一番の予防対策は石鹸による手洗いと消毒アルコールを使用することになります。


そして精油も脂溶性であり、ウイルスのその膜(エンベロープ)に精油分子が吸着することで、ウイルスを不活性化させるのに役立ちます。

一番は鼻からの吸入が良いと思いますので、アロマランプやアロマディヒューザーなどで精油を拡散させます。この場合、空気の浄化も期待できます。


そしてここからが精油の威力を発揮することになると思っているのですが、ウイルスや細菌に対する薬はできたとしても薬の効果が無くなったり、治療薬もなかなかできません。

なぜならば、ウイルスも増殖するために変異を繰り返します。したがって新型ウイルスが出てくるわけです。(また細菌感染に対しても抗生物質なども使用を続けていれば耐性菌が出てきてしまい、抗生物質も効かなくなってきます。)


精油の場合、自然界の植物に存在するため、成分も常に同じではありません。また産地が異なれば成分も変わります。このことが変異するウイルスに結合できる所以だそうです。

精油もまた自然のため、ウイルス同様に常に同じではないということです。

また、精油をブレンドすることで、さらに相乗効果が発揮され、精油成分が混ざり合うため精油に対してウイルスは耐性が出来にくくなるわけです。


例えば

ユーカリ・グロブルス

ラベンダー

レモン

ティートリー

ペパーミント


の5種類のうち2〜3種類をブレンドしたとします。

ユーカリをベースとしたブレンドでも10パターン以上は考えられます。

全てをいろいろなパターンでブレンドすると20パターンくらいのブレンドは考えられます。

精油を焚くのをユーカリばかりで行うのではなく、いろいろなブレンドパターンで行うと、ウイルスに対しても効果的ですし、免疫にも刺激を与えることができます。

新型コロナウイルスは空気中に3時間ほど存在するという発表もありました。

換気はもちろんのことですが、精油を室内で拡散させることも良さそうです。







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