前回からの続きで
タッチングについてを。
セラピストの育成指導のときに
「手の力みをとって手指をリラックス」
と力を抜いてもらう
としてもなかなか手の力みが
とれません。
「相手の体に手を置くのではなく、
相手に手を預ける、
手を委ねるように・・・」
とすると
よい感じになります。
※手を置く
→手指の関節に力みが
起きやすく、
手が少し浮いてしまう感じに
なるため密着にかけます。
※手を預ける
→手の力がぬけて
相手に寄りかかる感じになり
密着感が増します。
手を預けて、そこからストロークをしてもらうと柔らかな心地よいストロークになります。
でも、ストロークに入ることで、手指や肩が力んでしまう方には目を閉じてもらうようにしています。
「目を閉じてマッサージする」
これがさらに抜群に良い感じになります。目を閉じると自然と手を相手に預けていくようになるからです。
私は施術の半分くらいは目を閉じています。その方が手から感じ取れる情報も多くなります。
セラピストの力みが取れると
お客様の力みも取れやすくなります。
(お客様の力みの解放はまた別の機会に)
このセラピストの力みが
取れると次のステップになります。
「手を柔らかくしなやかに使って、マッサージに強弱をつけていく」
です。
※しっかしりしたタッチ(深い)
※繊細なタッチ(柔らかい)
この2つを混在させてマッサージ
することが、強弱のあるマッサージになります。
それが心地よい波のリズムのようなマッサージです。
ここからが
少し難しくなってきます。
これもまた次回にでも。
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