新型コロナウイルスの感染者数が1週間で2倍のペースで増えています。ピークアウトがなかなか見えない状況です。
これまでの感染情報、専門家による免疫学からの情報などをふまえて免疫について考察したいと思います。
感染症の症状として無症状・軽症・重症・重篤と必ず症状の差があります。持病による差があるのはもちろんですが、やはりその人のもつ免疫機構によるものもあると考えられます。
病院内での集団感染が増えているのも、感染者の治療にあたっている医療従事者の方は近接距離で患者さんに接するためウイルスに触れる機会が多いだけでなく、非常にストレスある環境のため、免疫力も低下し、感染しやすくなっています。そしてさらに免疫が弱っているであろう他の病気の入院患者さんもそうした医療従事者の方と接することでウイルス感染が起こります。
感染が拡大する中で、感染が広がり集団免疫を獲得することで、感染を収束させていくという考え方もあり、これは獲得免疫による防御になります。
つまり、新しい病原体に対し人間は免疫がなく、感染することで免疫が成立するという概念になります。
しかし、同じ場所にいても感染しない人も存在します。これは何らかの抵抗力、免疫を持っていたために感染・発症しなかったと考えられます。
つまり自然免疫機構=もともとの免疫力 が十分に強ければ、獲得免疫に頼らずとも、ウイルスを撃退できるということです。
無症状感染者も多いことから、どこで感染するかわかりません。
感染・発症してから治癒するまでも、治療薬がないため自身の免疫でウイルスを退治していくしかありません。
そのために私たちができることは、人との接触を8割減に減らすことに加え、抵抗力を高め、自然免疫機構を高めていくことになります。
●適度な運動・栄養ある食事・睡眠
●体内時計を狂わせず、生活リズムを安定させる
●ストレス軽減・笑うこと
シンプルに人間らしい生活をすることが一番なのだと思います。
さらにお勧めしたいのが、精油を使ったアロマケアです。
免疫調整が期待できる精油
タイム・リナロール
フランキンセンス
レモン
ラベンダー・ファイン
ユーカリ
ティートリー
ギンバイカ
ハイマツ
芳香浴を就寝中などに行えば、免疫を調整するだけでなく、睡眠の質も高まり疲労も回復しやすくなるでしょう。また空気の浄化も合わせてできます。
Comentarios